みんなが大好きなお菓子「バームクーヘン」
コンビニやスーパーで購入できる普段のおやつとしてはもちろん、お祝いなどでいただく高級で縁起の良いお菓子でもあり、身近な存在のお菓子です。
バームクーヘンは人気店がいくつもあり、食べ比べてみると同じお菓子とは思えないほど、食感や味わいが幅広く種類が豊富。とろける食感から固めの食感、フレーバーも様々です。
それぞれにお店独自がこだわり抜いた美味しさがあり、違いを楽しむことができますが、
「どれが一番おいしいの?」「どれを買うのがいいの?」と悩まれたことはありませんか?
今回はそんなバームクーヘンの人気店を6店厳選して徹底比較し、こだわりを調査してみました。
この記事では、バームクーヘン人気店のこだわりと味の特徴を知ることができます。是非購入時の参考にしてみてくださいね♪
バウムクーヘンとは
バウムクーヘンは、ドイツ出身の菓子職人であるカール・ユーハイム(ユーハイム創始者)によって日本に伝えられました。ドイツ語でバウムは「木」、クーヘンは「菓子」という意味があり直訳すると「木のお菓子」という意味になります。
長い木の棒に薄く生地を塗り、一層一層時間をかけて焼き上げる製法から、その焼き色が木の年輪のように見え、日本では「繁栄」「長寿」を連想させる縁起の良いお菓子として広く認知されています。
結婚式の引出物や縁起の良い贈り物として、様々なシーンで選ばれる大人気の焼菓子です。
「バウムクーヘン」と「バームクーヘン」がある!?
バウムクーヘン発祥のドイツでは、国立ドイツ菓子協会による「バウムクーヘン」の規定があり、その条件を満たさないものは「バウムクーヘン」とは認められません。
国立ドイツ菓子協会の「バウムクーヘン」の定義
- 材料に膨張剤を使用しない
- 油脂は、バター以外のものを使ってはいけない
- 不必要な添加物を使用しない
- 卵:バター:小麦粉:砂糖の配合は、2:1:1:1:1
上記の条件を満たし、焼き上げるのに職人の高度な技術が必要なバウムクーヘンは、ドイツでは特別な時に食べるお祝いのお菓子として認識されていて、日本のように日常的には食さないそうです。
日本ではドイツ基準を満たさなくても「バウムクーヘン」と名乗ることに問題はありませんが、厳密にはドイツ基準を満たす「バウムクーヘン」は数少なく、日本人の好みに合わせて発展・進化した「バームクーヘン」がほとんどだということになります。
ドイツ伝統の味が楽しめる「バウムクーヘン」
ドイツ基準を守る「バウムクーヘン」はもちろんここでご紹介する以外にもたくさんあり、中には人気のあまり予約数年待ちの商品も存在したりします。
ここでは入手しやすく間違いなく美味しい、おすすめの商品をご紹介します。
ユーハイム
【特徴】食感しっとり・伝統の味
ドイツ基準、創業時のレシピを守り続けるユーハイム。乳化剤や膨張剤を使わずに素材の力を使い、バター100%で焼きあげた自慢の逸品。
シンプルな材料だからこそ素材にこだわった一品。職人が片時も離れず焼きあげます。本場ドイツの味を気軽に楽しみたい方、無添加にこだわりのある方におすすめです。
原材料(プレーン)
砂糖(国内製造)、液卵白(卵を含む)、バター、液卵黄、小麦澱粉、小麦粉、ホワイトチョコレートコーチング(大豆を含む)、アーモンドパウダー、液糖、食塩、レモン果汁、バニラビーンズ
https://e-shop.juchheim.co.jp/products/detail/932
コーティングチョコレートも、ユーハイムこだわりの無添加です。
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ
【特徴】しっとり・本場ドイツの味
ドイツに本店があり、100年もの伝統の味を守る老舗。日本では三越を中心に7店舗展開しています。しっとりした食感で素材の風味豊か。
賞味期限は2週間程度で、食べたら感動のドイツ伝統の味です。
原材料の公表はありませんが、ドイツ基準ということでもちろん無添加でシンプルな原材料になります。青と白のパッケージもかわいいです。
BAUM u. BAUM(バウムウントバウム)
【特徴】本物の味・味のバリエーション
ドイツの国家資格である”製菓マイスター”の称号をもつ井谷 眞一さんがグランシェフを務める「BAUM u. BAUM」は、神戸六甲道にあるバウムクーヘン専門店です。
井谷さんはユーハイムに37年勤め、ドイツで10年程製菓に関わった経験や日本の製菓学校の教授も務めてきた経歴の持ち主。
ドイツ基準でつくるバウムクーヘンを、定番のバニラ・ショコラ味の他に抹茶や紅茶など様々なアレンジした味のバウムクーヘンを味わうことができます。
公式ホームページから購入可能です。
ベルク 箱入り【1山】ホールバウムクーヘン 商品一覧 バウムウントバウム (baumundbaum.com)
原材料 (プレーン)
液卵白(国内製造)、砂糖、バター、液卵黄、小麦粉、小麦粉でん粉、マジパン(アーモンド、砂糖、転化糖)、水あめ、ラム酒/香料(原材料の一部に小麦・卵・乳成分・アーモンドを含む)
コンセプト バウムウントバウム (baumundbaum.com)
バリエーション豊かな「バームクーヘン」
「バームクーヘン」は味も食感もとにかくバリエーションが豊富!
ここでご紹介する有名店以外でも、各店が理想の味を追求したこだわりの逸品ばかり。きっとあなたのお好みも見つかるはずです。
クラブハリエ
【特徴】ふんわり・優しい味わい
気温や湿度に合わせ職人が自分の手で微妙な火加減を調整できるオリジナルの窯を使用。「いつまでも食べ飽きない、やさしい味のバームクーヘン」を目指し、素材への徹底したこだわりと昔ながらの製法を守りつつ、永年工夫をかさねた確かな技で、本物のおいしさを追求し続けています。
原材料(プレーン)
卵、砂糖、コーンスターチ、ショートニング、バター、小麦粉、生クリーム、リキュール、食塩、寒天、乳化剤、ベーキングパウダー、香料、ソルビトール
参照:バームクーヘン|お菓子のご紹介|CLUB HARIE(クラブハリエ)
ねんりん家
理想の味を追い求め、乾燥した熱で蒸らし焼きができる窯を一から創り上げたねんりん家。
まったく違う味わいの「しっかり芽」と「やわらか芽」を味わえます。個人的にはねんりん家の「しっかり芽」がNo.1に大好きです♪
しっかり芽
【特徴】ぎゅっと詰まったおいしさ
3種のバターをブレンドして練り込んだ生地を、長時間かけてじっくりと焼きあげることで生み出された、芳醇なバターの風味。おいしさがぎゅっと詰まった生地は固めで濃厚。食べ応え抜群です。
原材料(しっかり芽 プレーン)
砂糖(国内製造)、加工油脂(植物油脂、バター、精製加工油脂、脱脂粉乳)、小麦粉、卵白加工品(卵白(卵を含む)、食塩)、加糖卵黄、アーモンドパウダー、バター、でん粉、還元水飴、乾燥卵白、食塩/トレハロース、香料、膨張剤、乳化剤(大豆由来)、環状オリゴ糖、カロテノイド色素
https://www.paqtomog.com/shop/g/g8194/
やわらか芽
【特徴】ふんわりジューシー
コク豊かな贅沢たまごで、ふっくらジューシーに仕上げたバームクーヘン
原材料(やわらか芽 プレーン)
液卵(国内製造)、砂糖、加工油脂(植物油脂、バター、精製加工油脂、脱脂粉乳)、小麦粉、でん粉、加糖卵黄、ナチュラルチーズ、乳化油脂、植物油脂、加糖脱脂れん乳、洋酒、還元水飴、食塩/トレハロース、乳化剤(大豆由来)、香料、膨張剤、カロテノイド色素
https://www.paqtomog.com/shop/g/g8199/
治一郎
【特徴】ふんわり・しっとり
一層一層を薄く焼き重ねた、飲み物がいらないほどのしっとり感。ケーキのようなふんわり感を職人技で実現。「幸せを重ねる」思いを込めて、挑戦・進化し続ける”治一郎のバウムクーヘン”。
原材料
液卵(国内製造)、砂糖、小麦粉、ショートニング、麦芽糖、バター、植物油脂、乳等を主要原料とする食品、食用乳化油脂、洋酒、澱粉、水飴、全粉乳、乳蛋白、食塩、寒天加工品、コーンスターチ、乳エキス/トレハロース、乳化剤、膨張剤、香料、(一部に卵・小麦・乳成分・大豆・オレンジを含む)
https://www.jiichiro-shop.com/c/baumkuchen/baumkuchen_4cm_c
まとめ
いかがでしょうか。
プレーンのバームクーヘンだけでも、たくさんのお店がそれぞれに自信を持って美味しいバームクーヘンを展開しています。
シンプルな材料だからこそ、そのこだわりから味わいの違いがうまれます。
好みや気分で選んだり、期間限定のフレーバーを試してみたり、思い思いに楽しんでお気に入りを見つけてみてくださいね。
身近な存在のバームクーヘンですが、人気店こだわりのバームクーヘンの美味しさは格別です。大切な方への贈り物にもきっと喜ばれることでしょう。
コメント